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活動 -RIRCL-

NPO法人 農と人とくらし研究センター

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サロン「しもすわ」で講演「昔の暮らしを取りもどすために」

JR下諏訪駅前のサロン「しもすわ」にて、「昔のくらしを取りもどすために」と題して片倉和人がお話しました。代表の樽川通子さんを中心に下諏訪町の女性有志たちが運営しているサロンで、毎週土曜日には二階の和室で講演会「あの人の話を聞く」も開いています。今回は第118回。話の前に、集まった方々に、昔の暮らしにあって、今はなくなって残念なことを一つ絵に描いてもらいました。ほうろく鍋、山羊、囲炉裏・自在鉤、餅つき、土間、竈(かまど・くど)、実家の庭の石の舟、梨畑、鯉料理、縁側などでした。
(2009年11月21日)
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「生活改良普及員」って知ってはりますか

「生活改良普及員」って知ってはりますか
 農家とともに豊かな暮らしを求めて
(京都農村生活研究会 編・発行 2009年3月31日)

会員の方から一冊贈っていただきました。元生活改良普及員であった方に、紹介文の執筆をお願いしたところ、同業者でない方の視点で紹介していただいた方がよいのでは、と言われました。タイトルから、生活改良普及員の活動を一般の人へ紹介する内容を期待したが、自分たちが行ってきた仕事の、よかったことだけが書かれている気がして、それだけでは「生活の仕事」は伝わらないのではないか。また、サブタイトルに関しても、農家の暮らしについては置き去りで、普及員として自らの心が豊かになったということしか読み取れず、農業の厳しい現実や生活の仕事がなぜ無くなったのかに触れていないように思われた、とのことのようです。
この厳しい評をうかがいながら、私は、学際的な研究においては自分の専門に近ければ近いほど評価は厳しくなる傾向がある、という丸山真男の忠告(学問の遠近法)を思い起こしていました。またフィリピンで農村生活改善関係のプロジェクトで仕事をしていたときに、2、3日調査しただけで書かれたプロジェクト中間評価を読んで、何も分かっていないと憤慨しながら、逆に自分のような当事者が何を言っても、外部の者には、成功譚は「自慢話」に、失敗談は「言い訳」にしか聞こえないかもしれないと、当事者が語る難しさを感じたことも思い出しました。
この本は京都府で生活改良普及員をしてきた当事者たちが、自分たちの仕事を振り返るとともに、その思いを次世代に伝えたいと、自ら筆をとって書いた記録です。仕事の中身をできるだけ具体的に紹介したいと、多くの方が手分けして書いています。その範囲は、時代と農家が必要とした領域、農政の用語で言えば「農産物活用」「農家経営」「農業労働・農村環境」「男女共同参画」「高齢者活動」「組織育成」「地域づくり」と多岐に及びます。実際の活動を舞台に喩えると、語られているのは個々の演目についてです。しかし、語っているのは、芝居を見て語る批評家(研究者)でもなく、役を演じた役者(農家)でもなく、演出家(普及員)が自分の作品について語っているのです。当事者ゆえの視野の狭さはあるかしれませんが、経験にもとづいた生の声として貴重です。
仕事をしていく上で、いかに多彩な知識と技術を要したかが分かります。それは、苦労と同時にやりがいのある仕事でもあったのです。この本のなかに、仕事を通して「自分も成長できた」あるいは「育ててもらった」という言葉がしばしば出てきます。農家を相手に仕事をしていく上で、普及員自らが、自分自身を高めることがいかに大切であったのか。仕事をしていく上で向上心が不可欠であり、先輩普及員たちからだけでなく、普及対象の農家の方々からも逆に多くのことを学ばなければならなかったことがわかります。つまり、人を育てる「教育」と深くかかわる仕事だった、ということです。教育者の仕事は、将来においてどういう人を育てたか、という長い目で評価されるものです。そういう意味では、生活改良普及員の本当の評価はまだなされていないのかもしれません。
(片倉和人)

伊深はおもしろいところです

『伊深はおもしろいところです』
(平成21年8月)

コラム「のふう草」を書いていただいている会員の福田美津枝さん(岐阜県美濃加茂市伊深町)から伊深町公民館講座をまとめた冊子を寄贈いただきました。
100 部作って参加者と関係者にお渡ししたが、多少残部もあるとのことです。
以下は、同封されていたお手紙からの抜粋です。
昨年来、地域の仲間とともに「伊深」を見直し、その良さを伝えていこうという活動を、市の公民館講座を利用して進めてきましたが、ようやく、その記録をまとめることができました。
最初は「くさぎ」を伝えようと始めた活動でしたが、進めていくうちに、「涙笹のかご編み」の継承や、地域のお年寄りの「昔の功績が今に途絶えてしまう」とのつぶやきからの「伊深めぐり」への取り組みなど、私達も楽しみながら、賛同する人たちを巻き込んで、3つのテーマの8回の講座を6月に終えました。
やれやれと一息ついたところで、「きちんとした記録として残しておこう」「参加して下さった方々へも報告をしておこう」ということになり、いただいた講座の講師料を使って、用紙などを買い、手作りしました。・・・
第1回としましたのも、継続する講座もすでに決めており、当初の目的通り、まず自分たちが楽しんでやること、手をかけた暮らしを見つめること、地域の皆さんと楽しむことに、これからも取り組み、その記録を、今後も残しておこうという意思を含めております。
かご編みのさらなる参加希望も来ており、夏場の農作業に最適だった「背中蓑作り」への要望が上がるなど、地域の皆さんからもお声が上がっています。
また、「伊深めぐり」の講座には、市の都市計画課や地域振興課、観光ボランティア、都市計画コンサルタントの方々も参加され、その後、私たちは市が進めている伊深地域まちづくり委員会への招へいや、まちづくりワーキングへの参加も始まりました。伊深に暮らす住民の目から見た町づくりへの意見を申し上げていきたいと思っています。
ささやかな記録ですが、お読みいただき、今後ともこのような取り組みを見守り、アドバイスなどいただければ幸いです。 

 

農村女性への聞き取り調査を実施しました。

長野県松川町在住の農村女性3名にお目にかかり、ライフヒストリーおよび生活改善グループ活動等について、お話を伺いました。
(2009年8月10日、11日)

『農と人とくらし』シリーズの発刊が始まりました。

『農と人とくらしNo.1 山本松代と生活改善普及事業を語る』
(農と人とくらし研究センター発行、A5版、66ページ、頒価800円+送料)

noutohitoto.jpg『農と人とくらし』シリーズの発刊が始まりました。
第1冊目は、『農と人とくらしNo.1 山本松代と生活改善普及事業を語る』(農と人とくらし研究センター発行、A5版、66ページ、頒価800円+送料)です。
これは、「生活が良くなるとは、どういうことだったのか?-戦後の日本の村の経験から」(2007年度トヨタ財団研究助成プログラム助成対象)という研究のとりかかりとして、初代生活改善課長だった山本松代さん(1909-1999年)をよく知る水上元子さんから聞き取りを行い、戦後の生活改善普及事業の思想に焦点を当てたものです。
研究は現在も継続中であり、その成果は『農と人とくらし』シリーズで順次刊行していく予定です。
目次
  • 戦後<生活改善>の思想の源流を探る-山本松代とプラグマティズム・・・片倉和人
  • 山本松代と生活改善普及事業を語る(2007年12月6日インタビュー記録)・・・水上元子
  • 【資料】山本松代の年譜 ほか

農村女性への聞き取り調査を実施しました。

長野県在住の農村女性(松川町在住2名、小布施町在住1名、木島平村在住9名、飯山市1名、伊那市在住1名)にお目にかかり、ライフヒストリー、そして、生活改善グループ活動やその他の地域活動、女性の社会参画等について、皆さんからお話を伺いました。
(2009年7月13日、15日、18日)

座談会「岡谷で農!を語らう」が開催されました。

三沢区コミュニティ施設において、2009年度特定非営利活動法人農と人とくらし研究センターの総会に引き続き、1周年記念イベントが開かれ、増沢俊文さんから「『農民の生活 長野県岡谷地方の農業の歴史』の出版について」、笠原覚さんから「農業とは何」と題してお話をうかがいました。お二人とも昭和2年生まれの81歳、家も近所。増沢さんは農業一筋、笠原さんは40年にわたって農業改良普及員。集まった三沢区の男衆の口からも次々と、とうもろこしをハクビシンから守る対策の研究の必要性、三沢区が導入しようとしているヤギの飼育への期待など、農のくらしの現在の様子がうかがえました。参加者44名。
(2009年6月20日)
 

1周年記念イベント 座談会「岡谷で農!を語らう」 のお知らせ
岡谷で農と深いかかわりをもって暮らしてこられた古老の方々を囲んで、「伝えたい農のあるくらし」についてお話をうかがいます。
【日時】2009年6月20日(土) 14:00~16:00
【場所】三沢区コミュニティ施設 2階 第5・6会議室
    (長野県岡谷市川岸上1丁目19-1 電話0266-23-0663)
【趣旨】次の世代が農業に興味をもって関わっていくためには、これまでの農業の歴史をしっかりと踏まえるとともに、未来に向けて、農村の暮らしがもっていた良さも伝えていく必要があるのではないでしょうか。
【主催】NPO法人 農と人とくらし研究センター
【共催】三沢区 区民農園
【参加費】無料(どなたでも参加できます)

自給再考―グローバリゼーションの次は何か

『自給再考―グローバリゼーションの次は何か』
山崎農業研究所編 農文協刊

30年以上前から独自の活動を展開している民間研究所による、今日の視点による自給論集である。10名の個性的な著者による短文の、かつ基本的な課題への提起であるから、まとめて紹介することは難しい。また、執筆者はそれぞれに著名な方々であり、地味な農村生活関連の文献紹介の、この欄にふさわしいとは思えないが、ご依頼もあり、粗末な文章で失礼したい。以下、「目次」紹介。
西川 潤 : 世界の「食料危機」-その背景と日本農業にとっての意味-
関 曠野 : 貿易の論理 自給の論理
吉田太郎 : ポスト石油時代の食料自給を考える-人類史の視点から-
中島紀一 : 自然と結びあう農業を社会の基礎に取り戻したい
        -自給論の時代的原点について考える-
宇根 豊 : 「自給」は原理主義でありたい
結城登美雄 : 自給する家族・農家・村は問う
栗田 和則 : 自創自給の山里から
塩見 直紀 : ライフスタイルとしての自給-半農半Xという生き方と農的感性と-
山本 和子 : 食べ方が変われば自給も変わる
         -自給率向上も考えた「賢い消費」のススメ
小泉 浩郎 : 輪(循環)の再生と和(信頼)の回復
こういう圧倒的な文章群に対して、こちらの短文で何がいえるか。以下断片的に。
一つは圧倒的な哲学というか、原理の提起という編集理念の問題である。いまの日本人にとって必要な糧は実際の自給のやりかたではなくて、こういう原則的な考え方そのものへの「再考」「再評価」である。この本の値打ちはそこにあるのだろう。しかしここの短文だけでは必ずしも著者たちの理念の全体に迫れない。読者はどこかでピンときたら、これらの文章群から著者たちの、それぞれの主著に接することが望ましい。そもそも自給の出発は自分自身の生活理念の独立である。
二つめは自給の基盤となる家族と地域の崩壊の現時点を原理的にどう踏まえるかという課題である。今日の社会には最早、安定したサラリーマン家庭も快適な都市生活もなく、危機的な状況はどこでも農業・農村と変わらない。かつて私の想定した自給的農村生活は20年ぐらい前の都市生活を横目に睨んでいたような側面があるが、いまはもう少し全国的な視野が求められているようである。その点でこの本は08.11月という世界史の転換になりうる時期に刊行されたことは意義深い。
三つめはそのことと関連するが、関氏が最後に指摘している「生活様式の自治」という提起の意義である。それが民主主義の要である、という規定はこれからもっと重視したい。
いま流行の家庭菜園も一つの市民的な動きだが、こういうささやかなものが自分の生活の反省、再発見の契機になりうる。現代人にとっては、まず自分の「生活」の主人公となることが求められているのでは無いか。
こういう問題提起の本として読みました。
(森川)

随想 むらのくらしからみえること あわくら通信

小松展之著  『随想 むらのくらしからみえること あわくら通信』
2009.4  埼玉文学倶楽部出版部刊

この小冊子は著者がかつて暮らした山村生活の日々の記録・「あわくら通信」から「むらのくらし」にかかわる部分をまとめたものである。著者の中国山村・20戸あまりの集落生活は16年にわたり、この「随想」の項目も55にわたるが、そのなかから村人の心情について触れられた箇所に注目したい。
それは気質・気風の「ひっそり」「あいまい」「ずさん」というキーワードである。
著者は定住2年めにそれを感じ、はじめは負の面を、つまりマイナスイメージで捉えていたが、必ずしもそれだけでなく、同時にむらびとのしたたかさでもあるという認識に変わったという。この言葉はふつう日本語としてはあまり良い語感を持たないが、いまもなお著者はこれにこだわり続けている。
このみっつはそれぞれ重なり合うのだが、あえていえば「ひっそり」は「される側」であり、「あいまい、ずさん」は物事をすすめる側に多いという。このふたつの「側」がむらの中で長期的にいえばそれぞれ入れ替わり、公平さが保たれるという。
「限界集落」論以降、最近は多様な山村論が多いが、それだけに内部生活経験者の発言は貴重である。
(森川)

伝えたい邑楽館林の郷土料理

『伝えたい邑楽館林の郷土料理
 -農村に伝わるなつかしい味 伝えたい 親から子へ・・・-』
邑楽館林農村生活アドバイザー協議会・東部県民局館林地区農業指導センター

群馬県館林地区農業指導センターの鶴田悦子さんよりご寄贈いただきました。
郷土料理や行事食について、農村生活アドバイザーを中心に、生活研究グループや農村女性起業などの協力によって、1年間の研究検討が重ねられ、その成果をまとめられた冊子です。
「邑楽館林の行事食を知ろう」、「郷土料理を作ってみよう」、「ここにいけば味わえます女性起業が作る郷土の味」「郷土の味 体験できます」からなり、まず一年間の行事食と年間のものとして川魚調理、祭りや事日の食事が一覧にされています。農村生活アドバイザーからの聞き書きによる行事食の一覧表には、"言い伝え(唱える言葉等)"の項目があり、縁起や数え歌なども記されています。次に、七草がゆ、すみつかれなど8種類の郷土料理の調理方法が紹介され、女性起業グループからのおすすめの郷土の味、体験メニューの紹介と続きます。
(富永祥代)

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