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生活改善運動を要因とした関東山地及び周辺地域の居住習俗変化の実証的研究

『生活改善運動を要因とした関東山地及び周辺地域の居住習俗変化の実証的研究』
坪郷英彦(山口大学人文学部・教授)、2007年3月、63P

「生活改善諸活動研究会」で、埼玉県秩父地域を事例に、坪郷英彦さんの「戦後住生活改善運動で何が変わったか」と題する報告がありました。(2007年11月17日)
畑作と養蚕の地域では、カマド改善はイロリをなくしてカマドだけにする改善だった。地炉(土間のイロリ)は煉瓦ブロックの二連式の竈に、床上のイロリ(板間のイロリ)はホリゴタツに取って代わった。カマドは煮炊きだけだが、イロリには他にも採暖、乾燥、(箱膳で食べる)食事の場、(お日待ちなど)集まりの場と、いろいろな機能をもっていた。しかし、それも一緒に失われた。新しい生産技術や合理的な生活様式がすんなり受け入れられた一方で、火の神や自在鉤を祀る愛宕様など祭礼や行事は継承された。生活に根ざした暮らしがベースになっている精神的なものは、すぐには変わらなかった。(以上、聞き取りメモから)
報告者の坪郷さんから『生活改善運動を要因とした関東山地及び周辺地域の居住習俗変化の実証的研究』(坪郷英彦、2007年3月、63P)をいただきました。平成16年度~平成18年度科学研究費補助金[基礎研究(C)(2)]の研究成果報告書です。なお、この研究会は、3年前から成城大学の田中宣一さんが中心になって成城大学民俗学研究所で開かれています。
(片倉)
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