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活動 -RIRCL-

NPO法人 農と人とくらし研究センター

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百姓体験のすすめ

『百姓体験のすすめ』
(2008年2月、79P NPO法人はっくるべりーじゃむ発行)

NPO法人はっくるべりーじゃむ発行の『百姓体験のすすめ』(2008年2月、79P)が、農と人とくらし研究センターにも一冊送られてきました。副題に「百姓体験が 人を育てる 地域を変える」とあり、表紙の白と緑と黄緑色が目にすがすがしい報告書です。
「渥美どろんこ村」に、5年ほど前に安里和晃さんと二人で、畜産関係の女性起業の調査にうかがって一晩泊まったことがあります。農家レストランを営み、子どもたちにファームステイ(農家宿泊体験)を提供する渡部千美江さんが調査対象で、鶏や山羊を飼ってその卵と乳で作るシフォンケーキは絶品でした。彼女のパートナーとして、「田んぼの学校」など活動をともにしてきたのは、単一作物の専業が主流の渥美半島で少量多品種の有機農業を貫く「変わり者」の小笠原弘さん。仕事と遊びがごっちゃになった彼らの暮らしぶりは、高度経済成長期以前の農家の姿をヒントにしていました。そうした暮らしぶりを見せながら、小さな子どもたちに百姓体験を有料で提供し、大きくなった子どもたちがボランティアで関わるという活動がとても魅力的で、調査の仕事を忘れて二人が語る夢に共感しながら聞き入りました(調査報告は安里さんが執筆)。
そのときは、地域で修学旅行を受入れたいけれど、稼ぎに忙しい地元の農家の人たちにはなかなか理解してもらえないと言っていました。でも、夢のあるところには若い人たちがちゃんと集まり、2006年にNPO法人はっくるべりーじゃむが立ち上がり、昨年からは時代の風もようやく吹いてきたようで、追い風を受けていろんな活動を楽しそうに展開している様子が報告書からうかがえます。またどろんこ村を訪れてみたくなりました。
(片倉和人)
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